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    解体業者について

    失敗しない業者の選び方

    1. 候補の集め方

    紹介と実績

    工務店・設計者・不動産会社・近隣現場からの紹介、同規模・同条件の実績写真。

    地域性

    処分場までの距離・回送費・道路事情に強い地元業者を含める。

    公開情報の整合

    所在地(地図/外観写真)、固定電話、法人番号、許可・資格の掲示。

    口コミの“多面照合”

    Googleマップ/業界ポータル/SNSで不自然さがないか確認。

    2. 見積依頼

    依頼に必ず入れる項目を紹介します。

    目的・時期

    建替え/売却/更地化、希望着工/完了。

    物件情報

    所在地、延床・階数・構造(木造/S/RC/SRC)、地下有無。

    写真・図面

    外観四方、接道幅員、電線高さ、外構、室内残置、屋根材、メーター。

    範囲定義

    撤去対象/残すもの(塀・土間・樹木・基礎・U字溝・擁壁)。

    仕上げ

    整地仕様(土戻し/砕石厚み/転圧回数/勾配/高さ)。

    前提・想定

    地中物の心当たり、管理規約(作業時間・車両制限)。

    提出物

    内訳明細、数量根拠(運搬台数・距離・分別項目・写真)、工程表、近隣対策計画、処分場名、追加費用の条件/単価表、保険証券写し。

    件名例

    「家屋解体 見積依頼(30坪木造/更地砕石仕上げ/外構残し)」

    3. 評価フレーム

    評価軸 観点 配点
    価格の妥当性 相場内・内訳の根拠(台数・距離・分別)や明確さ 25
    法令順守 石綿事前調査計画・建設リサイクル法届出・道路使用・資格者 15
    産廃・環境 処分場名・マニフェスト発行・分別解体方針・リサイクル姿勢 15
    安全性 養生・散水・防音・誘導員・緊急連絡体制 15
    施工体制 人員/重機計画・現場責任者の実名と連絡先・下請け管理 10
    提案力 整地仕様の提案幅・工程の現実性・地中リスクの説明 10
    透明性 契約書/約款・追加費用ルール・検査/引渡基準・保険証券 10

    合計 80点以上を推奨します。

    4. 書面で必ず確認する重要な要綱

    ①石綿(アスベスト)事前調査の実施計画/報告書見本。

    ②建設リサイクル法 事前届出(該当規模時)と道路使用/占用の要否判断。

    ③賠償責任保険/労災の保険証券コピー。

    ④産廃マニフェスト発行フロー、中間処理場・最終処分場名。

    ⑤工程表(天候時の取り扱い含む)、近隣挨拶文面・配布範囲。

    ⑥完了書類:完了写真帳、取り壊し証明書、マニフェスト控、是正対応期限。

    5. 見積比較のコツ

    ①同じ範囲での見積か?(外構・整地・残置物・地中物の扱い)。

    ②数量根拠の差を正規化(運搬台数・距離・分別項目)。

    ③追加費用の発生条件と単価”を契約前に揃える。

    「安いが根拠薄」<「妥当で根拠明確」。後出しを防ぐのが結果的に安くなります。

    6. 面談で聞くべき10問

    ①近隣挨拶の範囲・文面・連絡先は?

    ②散水・粉じん対策の具体(回数・設備・写真報告)を教えてください。

    ③石綿調査の対象部位と届出、除去時の手順は?

    ④処分場名とマニフェスト控の提供タイミングは?

    ⑤運搬台数・距離の根拠は?混雑時間の回避策は?

    ⑥工程の人員/重機割付と代替計画(機材故障・荒天時)は?

    ⑦現場責任者の氏名・連絡先、不在時の代行は?

    ⑧地中障害が出た場合の提示〜承認〜施工フローは?

    ⑨物損事故が起きた場合の保険対応と、是正期限は?

    ⑩完了基準(整地高さ・砕石厚・転圧回数・勾配)を数値で示せますか?

    7. 契約で守る条項

    追加費用条項

    地中障害・アスベスト・大量残置は、写真+数量+単価提示→書面承認後に実施。

    検査・引渡条項

    完了写真帳・取り壊し証明・マニフェスト控の提出=引渡条件。

    近隣事故条項

    第三者損害は請負賠償保険で補償、施主への求償は行わない。

    支払条件

    完了後清算比率を高め、前金全額は不可。領収書必須。

    天候・行政条項

    荒天・指導で停止の際は協議し不当な追加請求をしない。

    8. 価格以外で“選んで良かった”になるポイント

    報告の見える化

    日々の進捗写真、近隣対応ログ、工程の変更通知。

    整地の精度

    砕石厚・転圧回数・勾配の数値管理 → 次工事が楽。

    柔らかい配慮

    思い出材の保管、記念写真、供養の段取り。

    登記・補助金サポート

    滅失登記、代理受領対応、書類フォーマットの整備。

    よくある質問

    Q. 何社に見積を取ればいい?

    A. 2〜3社が最適。条件を揃え、内訳と根拠で比較しましょう。

    Q. 最安見積は選ばない方がいい?

    A. 根拠が明確で追加ルールが整っていれば可。根拠が薄い最安は後で高くなることが多いです。

    Q. 法令順守はどう証明させる?

    A. 石綿調査報告・届出控・マニフェスト控・保険証券・処分場名を事前に書面で提示してもらいます。

    Q. 支払いの目安は?

    A. 業界一般は着手金0〜30%+完了後清算。前金全額・現金限定は避けましょう。